空想孤独読本

独り身オタクの貯金ブログ時々ゲーム

【積みゲー崩し】ワールドエンド・シンドローム(3)

www.arcsystemworks.jp

山田花子

17歳、高校2年生。
身長165m。
ミステリー研究会所属。
隣町に住むという、瓶底メガネのオタク少女。
ジャージ姿でいつも町をふらついている。
天然系で、話すと言葉を噛みがち。
緊張したり気持ちが昂ると、武士口調になる癖がある。
アイスクリームが大好物だが、どうも常に食べる事ができない模様。
眼鏡を外すことは決してない。

楠瀬 舞美

16歳、高校2年生。
身長163cm。
ミステリー研究会所属。
主人公の従妹。
気が強く、負けず嫌い。
成績優秀な上、運動神経も抜群で、テニス部に所属し、2年生ながら魅果高校のナンバーワンとして活躍している。
可愛い顔に反して、がさつで男前。
アルコールに弱く、チョコレートなどに微量に含まれているものでも、すぐ酔っぱらってしまう。

(上記、公式サイトより引用)

※以下、ネタバレが含まれているので注意。

 

ワールドエンド・シンドローム、花子ルート&舞美ルートをクリアしました。

花子ルートのネタバレと感想

なんと山田花子の正体はニカエリこと二階堂玲衣でした~~~!!!
……うん、まあ、知ってた。
でもまあこれは、後述の「あのキャラの正体」を隠す一種のミスリードになっていそうでシナリオが上手いですよね……
アイドルが身近にいることを知っているのはボクだけ!?という、これまたいい意味で王道なシナリオです。
どれくらい王道かというとミステリー部分がほぼ皆無になってしまうくらい。
とはいえ、彼女はどうしてアイドルになったのか?どうしてこの町にやってきたのか?を彼女のキャラクター性を深堀りしながら触れていく流れ、そこから明かされる死にたかった少女とそれを見守るマネージャーの関係性、ともちろんつまらなかったわけでは決してないです。
花子ちゃん(と呼ぶのは正しくない気がするけど)、主人公くんが生きる気力がないタイプだからか結構押せ押せなのが可愛いです。あと下手にこんな自分なんか~じゃなくて、自分のことを可愛いとちゃんと分かっていそうな所が良い。
どこかにいるかもしれない彼女の母親は、沙也ルートでなぜか彼女たちが姉妹を名乗っていた辺りからするとそういうことなんですか……???(うろおぼえ)

何よりこのルートだと(父親とかパンダ仮面には襲われるけど)虐殺エンドで終わらないのがいいですよね。だから舞美ルートで油断しちゃったんですけどね。

舞美ルートのネタバレと感想

なんと序盤で舞美が告白され、どうもそれを受けたっぽいというBSS(僕が先に好きだったのに。NTRの亜種とされる)を味わうことになるシナリオです。いや序盤の主人公は舞美にBSSではなかったと思うんだけど。
しかし様々な誤解は解け、舞美から告白され、ついに二人は結ばれ、舞美が月丘ひかるであるということが判明します。えっそこ正体あったの!!!???
ちなみに舞美に会うには夜に家にいなければならないことが多く、自ずとラジオを聴く回数も増えることになります。はぇ~すっごいうまくできてる……。
ちなみに舞美をツンデレとして分類するなら、涼●ハルヒを思い出す感じです。あの時代のオタクくんなので、ちょっと傍若無人っぽい女の子が魅せる細やかな優しさが大好きなんです。ただし二次元に限る(この表現も多分古い)。
ところで3周目ともなると壬生(沙也兄。ボンボン)にも可愛いとこあんじゃ~んみたいな場面がちょくちょく出てくるのですが、このルートの壬生は舞美(というか月丘ひかる)に無理やり言い寄ろうとするというヘイト値を貯めるムーブを取ってきます。このムーブにもなにか隠していることが……と思いつつ、手のひらドリルになっちゃう

ちなみに沙也ルート以来に〆で虐殺に合います(正確にはその報道が流れて〆)。
そしてどうも失踪したらしい未海……。
そういえばこれミステリーだったわ。

考察(妄想)

主人公が黄泉人であり、未海だけがそれに気付いてしまった。
誰かと結ばれた状態で主人公を殺そうとすると恋人が苦しむ(or反撃してくる)から、まとめて殺すしかなくなった。そして失踪。

→少なくとも主人公はプレイヤーが決める名前の持ち主ではないと思っています。自分の名前に馴染めていない感じがしたり、「あなた」のような二人称で呼ばれたときのほうが喜んでいる(舞美に月丘ひかるに扮して呼びかけられたときなど)気がするので。

パンダ仮面は単体(たぶん)、フードたちは複数人いる(確定)。
パンダ仮面とフードたちは対立している?
フードたちが避けたいのは黄泉人である(?)主人公と町の人がくっつくことであり、そのため最初から余所者である花子シナリオには現れなかった。
パンダ仮面は未海もしくは未海と同じ考えを持っており、主人公を消すことが優先のため花子シナリオに現れた。

→う~~~ん無茶な推理。
未海、冷たいといえばそうなんだけど、ルートの要所要所で導いてくれたり、主人公を本当に殺したかったら成り立たない動きもしていて謎なんですよね。
ミステリー部分、全然謎が解けない。