空想孤独読本

独り身オタクの貯金ブログ時々ゲーム

MOTHER/MOTHER2をやってください

ニンテンドーダイレクトのために早起きをした。
未だに目覚ましを止めて二度寝するような人間なのに、楽しみなことがあると早起きができるのは完全に小学生。
食い入るように配信画面を見る。
「へー、風花雪月無双か。風花雪月、買ったけどまだ積んでるんだよな~」(DLCまで持ってるのに本当に一切触っていない)
風のクロノアか。勇者ああああで見た。この機会にやるのもいいかな?」(目の前の気になる題材のおかげで積みゲーの記憶を瞬間的に消失する人間)
ライブアライブ!?やったことないけど権利複雑で一生リメイク来ないって言われてたやつじゃん!希望あるなー!」
「春ゆきてレトロチカ面白そう」「そうだキンハーやらなきゃ……」「これ、体験版落としてみようかな」
そんなことを言っていた私の目に飛び込んでくる画面。
耳に飛び込んでくる音。
エイトメロディーズ。
走馬灯のように多くの光景が流れ、閃光のように感情が駆け抜け、朝から号泣する化け物になってしまった。

MOTHER/MOTHER2は正直かなり昔のゲームだ。
(実は初代発売時は生まれてない。自分はアドバンス移植でプレイした。)
あの頃にプレイした思い出補正というものがあると思う。
人生が辛くてたまらなかった、引きこもり時代の自分の時間を埋めて、癒してくれたという思い入れもあると思う。
でも本当にいいゲームなんです。
心にしみわたるような名台詞の数々は、あのゲームにしか出せないものなんです。
偉い人にもお金持ちにもなれなかったうえに、思いやりのある強い子にもなれていないけれど、自分が何とか人間社会に迷惑を掛けずに生きたいと思えるほどの最低限の倫理観を与えてくれたゲーム。
MOTHERをやってください。MOTHER2をやってください。
インターネットの海の片隅より。