空想孤独読本

独り身オタクの貯金ブログ時々ゲーム

貯金を始めたらお金の不安が増した

元(?)浪費家オタクです。
2021年半ばくらいから積立NISAを始めたのですが、それまではまともに貯金したことがありませんでした。
つまり26~27歳くらいまでは貯金ゼロだったことになります。
それまでは前職のストレスで精神がぶっ壊れていた……というのは言い訳ですが、この年齢になってようやく自分を見つめ直すことができたわけです。

現職になってからボーナスも頂けるようになり、積立NISAで月々の積み立て・ボーナスを現金貯金と使い分けることで、三十路手前にして貯金残高もなんとか100万円に乗せることができました。
今は貯金口座100万+給料振り込み口座(兼クレジットカード引き落とし口座)50万の、合計150万円(+積立NISA約1年半分)が資産ということになります。

もちろん、貯金ゼロだった頃のことを考えると資産は着実に増えています。
しかし、日々の不安は増す一方です。

30歳で貯金150万円は少なすぎるのではないか?
オタク仲間たちはめちゃくちゃ趣味に使ってるけど、自分よりはるかに資産が潤沢なのでは?
いくらなんでも貯金しようと思い立ったのが遅すぎた?
現在のペースで老後の資金は貯め切れるのか?

知識は不安を小さくするらしいですが、お金のことに関してはどこまで行っても「正解」がないからこういうことになるのだと思います。
死後の世界を誰も知らないので、死の恐怖を拭い去れないのと、理屈は近いのではないかと感じます。
死の恐怖を雪ぐ分かりやすい方法は誰かの提唱した死後の教え(≒宗教)を信じることですが、そういったものすら信じられなかった自分にしてみれば、お金に関するあまりに多すぎる誰かの前例のどれもが信じられないものに見えてなりません。
父親が定職を辞め、半ば野垂れ死にのようにこの世を去ったトラウマもある気もします。

とはいえ、何にも使わないというのは本当~~~に心が渇きます。
これからも自分は悩みますが、それと同じくらいお金を使い続けると思います。

とりあえず今年もちょっとずつ積みゲーを崩していきたいです。
インディーズの面白そうなゲームが4つくらいウィッシュリストにあってな……。

ちなみに参考になるかは不明ですが、浪費の原因は大きく分けてガチャとライブ遠征でした。
前者は転職で気持ちが落ち着いて家計簿を付け始めてから無理な課金はしなくなりました。
後者はコロナ禍+推しコンビがほぼ解散状態になってしまい、使うお金がなくなりました。
結局変わるきっかけが外側からないと、浪費家オタクの改善は難しいのかもしれません。
「オタク 貯金」とかで検索よくかけるし似たような人に建設的アドバイスしたいけど、結局そうなっちゃうな。